建築のシルエットとディテール

ども、加古川 姫路で輸入住宅を扱ってます スウェーデンホーム場長です。
和風建築も洋風建築もそもそもは寺や城 寺院や神殿がデフュージョンして
家屋に反映されているなと思います。

ギリシアを真似てローマがフォロ ロマーノを作ったり、教会建築を真似たチューダー様式、
寺院にある書院を真似て作った、草庵風茶室… ってな感じです。

輸入住宅を扱っている体裁上、やっぱり欧米の建築物は大好きな訳です。
特にアメリカには住んで居た事もあって、その快適さや格好よさにはひかれ続けてるんですが
アメリカしか(しかもアトランティックサイドのみ)知らなかった私が
会社からイタリアへ研修で行かせて頂いた時、ショックを受けました。

これです。
duomo.jpg
ミラノのドゥオモ(大聖堂)です。 細かい装飾が一杯されていて、ややもすれば悪趣味建物
なんですが、非常にスッキリ見える。

duomo rerief
近くで見たらこんな感じ… コテコテですわね…

近くで見た、装飾物一つ一つの美しさと、離れて見た時のシルエットの美しさ、
そりゃ500年もかけて立てた物だから美しくて当然かも知れませんが、
凄かったです。 

自分の概念が根底から覆りました。 これぞ建築って感じで…
基本着工そのものが古いからゴシック建築なんですが、ルネッサンスやバロックの
影響も受けてるんでしょうね。 素晴らしい。

近くで見た細かいディテールと大きく見た時のバランス。 これは住宅でも
特に輸入住宅では大事なことです。 

重厚な床に合わせる建具やモールのバランスも大事だし、
綺麗なシルエットに合わせる屋根材も大事、この場合は瓦? 不燃シングル?
ってな感じで、そこにはオールラウンドな性質が求められるわけです。


今実は塩野七生さんの ローマ人の物語を読んでるんですが、やっとハンニバル戦記まで
行きました。 

ローマを恐怖に陥れたカルタゴの謀将 ハンニバル バルカ
HannibalTheCarthaginian.png

と彼の教えを忠実に守った弟子であり、敵でもある英雄 スキピオ アフリカヌス
Scipio.jpg

ここで思うのは戦略や戦術は未だに模範とされ、オリジナルなハンニバルと
弟子と言うか、それを模倣したスキピオ。 両者の違いは、
オールラウンド性がスキピオにあったという事です。 

将軍としても、元老院としてもオールラウンド… これは建築でも同じ、
外観も内観も シルエットも ディテールもです…
個人的にはハンニバルの方が好きなんですが…


すうぇーでん
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