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和室の設え@スウェーデンホーム場長

ども、場長です。 月末… ヘロヘロ… しかし明日から頑張ります。

今日は和室について… まあ本来の日本家屋の場合は軸組み工法に小舞を組み、
土壁仕上げ… 当然、真壁になるし、鴨居もある…
僕が昭和住宅に入社した当時はまだまだ本家普請も多くあり、

新人時代、いつか注文住宅を売りたい! って思ったものです。
和室の、特に座敷の設えは楽しく、色んなルールがあり、又、素材を生かす
日本建築の醍醐味があり、楽しかったです。

最期の入母屋の本家普請を担当させて頂き、もう10年… 
特に枠組壁工法のスウェーデンでは真壁も出来ませんが、やはりデザイン的に
和室と言う空間はたのしいものです。

casty washitu
キャスティーの和室… 
天上は猿棒で仕上げた格天上(まあ一応…) 付け柱もしています。
畳床にして、床柱はサビの杉(草案風茶室に使いますよね)

内法が揃わないので、鴨居の高さを変えています。
で、畳は坊主畳。 本来内法を変えるのは和室ではタブーですが、
敢えて変えてリズミカルにしています。

付け柱ですが真壁風で格好いいですよ。


jap room te
凄く好きな和室 T様邸です。 播州地方の母屋だけに座敷は必須!
内法を変えると外観上問題があるので、全体に高く…
しかも廻り縁にして、大きくし、2間続きよりスタイリッシュに!

竿縁天上にして長押を設けず綺麗に仕上げました。


aka washitu
リビングに続く和室の性格上、大壁仕上げで、壁を洋室にリンクさせながら、
仏間と押入れを本当のベンガラで染め上げた鮮やかなリビングへの続き和室
ここも猿棒格天上に仕上げ、1つの格にスッポリ照明を入れています。
楽しくなってきます。


wasitu tega
リビングから一段上げて和室にして、廻り縁風に板間を作り、
一方の廻り縁が和室から見れば床の間のようになる作り…
鴨居の上もわざと開けて、リビング続きの熱効率を上げ、
同時に軽快な空間の演出もしています。


jap kita
天上には和風の野地板に使う杉の下見板を使い、
ややどぎつくなりがちな杉の経年変化の赤褐色にワントーン明るい壁紙。
中々やりますよね

これは全て当社ヘッドデザイナーM課長のデザインですが、
実は和風の基本も内法(KH) 輸入住宅もKHなんです。

和風の内法が低いのは(5尺7寸5分、若しくは6尺)
夏をもって旨となす、軒を深く、低くした結果もたらされた機能美、
若しくは草案風茶室を大成した、千利休の名残だと思うのですが
(妄想狂全開の場長の勝手な想像)

ラインをあわせてる訳です。

一方輸入住宅は、機能美なのかどうかは別として、
フランク ロイド ライトの 低く真っ直ぐな水平線を描くような
外観は開口部のフラットさも一役を担ってると思うのです。
まあ、フラットさを出す為にそうしてるのかも知れませんが…

そうやって考えると、本家普請の和室には伝統の美しさがあるし、
欧米の家にもそういう美しさがあります。

コンサーバティブかも知れないけど、基本というタイトな中に
スパイスを効かせる家の作り方って大好きなんです。
そこに垣間見える奥ゆかしさも大好きなんです。

月末、ほぼ壊れてるスウェーデンホーム場長のラリッたウンチクでした。
ごきげんよう~

すうぇーでん
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