倉式の話@スウェーデンホーム場長

又もや倉式さんからのお話…
特集されていたお話に、西江邸があります。
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岡山の吹屋という所の大庄屋さんの家なのですが…

まず、吹屋という所について説明します。

標高550mの山間に位置する集落で、江戸時代中期より吹屋銅山の町として発展し、
幕末頃から明治時代にかけては銅鉱とともに副産物である
赤色顔料ベンガラ(酸化第二鉄)の日本唯一の製造地として繁栄を極めた。

山間に忽然と存在するベンガラ格子と石州瓦による赤褐色の重厚な商家の町並みが
昔日の繁栄の大きさを象徴する。

1955年まで存在した川上郡吹屋町(現在の高梁市成羽町吹屋、成羽町坂本、成羽町中野)
の主集落であり、最盛期には銅山で働く従業員数が1200人にのぼり大いに賑わった。

1974年に岡山県の「ふるさと村」に指定された。1977年には岡山県下で最初に
国の重要伝統的建造物群保存地区に選定された。


で、ここの代官を兼ねた大庄屋がこの西江邸なのです。

で西江邸…

西江邸(にしえてい)は、岡山県高梁市成羽町坂本に現存する江戸中期の家屋で、
県道33号線沿いに位置し、現在も個人宅として維持管理されている。
現在で18代目となる。

6代目兵右衛門が宝暦年間(1751年~1761年)、本山鉱山から採掘された鉄鉱石より、
日本で初めて紅柄の精製に成功した。

以来250年にわたり、紅柄(ベンガラ)の原料となる緑礬(ローハ)と
紅柄(酸化鉄)の生産で富を成した。

西江邸の母屋等創建は宝永・正徳年間(1704年~1715年)である。当時、
惣代庄屋で代官を兼ね、現在も白洲跡・郷倉・駅馬舎・手習い場・式台など
その当時の社会システム(自主的行政機構)が残っている江戸期の貴重な民族資料といえる。

敷地は約3000坪、部屋数は42部屋を数える。邸宅としては珍しく櫓門がある。
現在、郷蔵を資料館とし、また、邸内一部を一般公開している。


で(前振りが長い…)この倉式に、この西江邸がありました(再々の無断掲載すいません)
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で、心に残ったフレーズ

”住まうことで 伝統や文化を維持し 守り続ける姿勢の中には 
  代々暮らしを ”楽しむ” 術がある”
 (西江薫子様 西江邸18代当主夫人)

と、ありました。 暮らしを楽しむ術 とは建物を慈しむことなんだなあと思いました。
幸い、スウェーデンホームに携わらせて頂き、家を住むための器と考えるお客様が少なく、
暮らしを 楽しんで下さる方ばかりなので、余計にフレーズが心に残りました。

実は私、この西江様にお会いしたことがあります。 3年前に家族で備中に旅行にいったのですが、
最期に訪れたのがこの 西江邸でした。

夕暮れ時に行ったにも関わらず、優しく迎えて下さり、このお屋敷を案内して下さいました。
西江邸
↑↑そのときの写真 訳も判らず見ている長男…

ベンガラの焼き物や染物も一杯展示してありながら、又建物そのものの素晴らしさ…
土倉に大きく付いていた、平家のアゲハチョウの紋…
石州瓦の本家普請は播州地方では中々ないので、本当に素敵でした。

でも、一番感動したのは、この当主婦人 西江様直々の案内でした。
当主婦人ですので、気品があるのは当然なのですが、ウィットに富んだ会話、
時々混じるジョーク… この屋敷を後にした後も残る余韻…

フェアレディと言うのは、こういう方の事なんだなと今更に思います。
この倉式の中の西江様の文章にも、そういう余韻が残っていました。

この、情熱がこもった人を上手くフューチャーされた倉式! 最高です。
造形に携わる人間にとってはヒジョーにインスパイアされます。
 僕も負けずに頑張ります。


倉式
スウェーデンホーム
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コメント

御礼!

有難うございます!

当方は創建300年の老体ですが住まうことで生きている家屋です。「住まう」ことが大事ですね。
また、お出かけ下さい。

感謝。
西江。

こちらこそ

西江邸、僕の心に残る最高の邸宅の一つです。
”幽玄”という言葉が似合いますよね。

是非、覗かせていただきます。
その切は本当に有難うございました。

薫子様に宜しくお伝えくださいませ。
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