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スウェーデンホーム場長のテキスト

最近 若い社員にどうやって建物の事を教えようか? と思うときに、
自分が若い頃どうやって覚えたかを良く考えます。 

其の頃は今みたいに大壁が普通ではなく、真壁や座敷がある家が多く、床や和室
一つとってもそこに趣味、嗜好を持ち込む方も非常に多かったものですから…
この前の休日、海に行かなかったので(風邪ひいてました…)本棚から若い頃
読んでいた雑誌を引っ張り出してきました。

COMFORT です!
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この頃のコンフォルトは非常にマニアックな雑誌且つ、パーツに拘っていました。
例えば、ドア特集だったら、ドアばっかり、塗装だったら塗装ばっかりって感じで、
じっくり熟読すれば、ドア博士になれたり、塗装博士になれるわけです。

この刊は ”和の遊 空間” なので、主として茶室や床、違い棚が多く、
所謂 ”草” の仕上げが非常に多く、本当に幽玄閑寂な訳です。
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僕の実家の座敷の隅にも にじり戸があり、炉が切ってあるのですが、
これはオフクロが娘が生まれたら ”茶の湯” をさせようと造ったらしいのですが、
結局男ばっかり3人… 和室からやや張り出した炉の部分は今、物置です…

東山文化に端を発し、千利休により大成されたこの形 数奇屋は何故か僕の心に響きます。
リズミカルで自由にやっているのですが、実は細かく計算された数式の上に成り立っている…
質素な中に自然と調和しようと言う考えはスウェーデンにも合い通じるものがあります。

時代遅れかもしれませんが、僕が若い頃に知識を得た本を若い社員に読んでもらおうと
思います。 スウェーデンホームでも、和風でも大事なのはディテール。
最近 切にそう思います。


スウェーデンホーム
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テーマ : ひとりごと - ジャンル : 日記

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