conference from salesperson

こんにちは。 スウェーデンホーム場長です。 
昨日は朝から現場で、夕方から本社で研修でした。 それから展示場に帰り
事務処理をしようと思っていたら、懐かしい人から電話がありました。

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以前、昭和住宅の姫路支店の営業をやっていた後輩からです。 
実家の奈良に帰り、地場の工務店で働いています。
忘れた頃にフラッと電話をくれたり、飯をおごらられにきたり…

昨日は仕事の話で相談でした。 聞けば、友人の兄が家を建てるらしく、
高高(高気密 高断熱)にしたいのでどうすればいいかとの相談でした。
迷わず スウェーデンホームにしたらって言いたかったのですが…

聞けば在来軸組み工法でやるとの事でしたので、ある程度のアドバイスをしました。

①断熱性を高めることは良いが、気密性能は高めないほうが良い事。
②天井断熱を高めることと、その方法。
③床断熱を高めること。
この3点です。

①については、そもそも在来軸組自体、気密性を高める工法ではないからです。
 本来の快適な家の大前提は、高気密、高断熱、に加え、前記2点により発生する副産物
 結露対策をしっかりと行う事なのですが、気密性を高めた際の結露対策が出来ないと
 思ったからです。

 在来軸組みは僕の所見だと、湿気は(壁内に)入るが出て行くという考え方なので、
 湿気を壁に入れないことを前提とする枠組壁工法とはそもそもの見解が違います。
 よって中途半端に気密性を上げると、工法そのものに隙間が多いので、弱いところに
 湿気を帯びた空気が集中し、より結露を助長すると考えたからです。

 本来、気密性を上げることにより、断熱材の ”静止空気層” と ”乾燥空気層”の
 確保ができ、より断熱材の性能を発揮できるのですが、やったことの無い人がやるほど
 危険な事はないので、敢えて気密性は捨て、断熱材は ”湿るが乾く” をアドバイス
 しました。
 
 あと窓は最低でも樹脂クラッドサッシが樹脂のぺア LOW-Eもアドバイスしました。
 (本当は木製アルミクラッド3重がいいけどね…)


②については、天井断熱を高めることです。 実は③にも関連しますが、新旧次世代断熱基準では
 主に屋根、床の断熱に主眼が置かれているのも事実で、屋根は太陽熱が来る、床は地熱が来る
 からです。

 天井断熱が最近良くやられてますが、(特に吹き付け断熱の場合)実はあんまし
 意味がありません。 寧ろ良くないのです。
 理由は簡単、天井で断熱することにより、家の体積は増え、冷暖房の絶対的なエネルギーは
 増えます。 

 あと、断熱と言う言葉… 断熱=熱伝導率が低い だけの事で、 断熱≠熱を断つ です。
 いつかは熱は伝わるのです。 ってことは断熱層は熱源(太陽)から遠いに越したことは
 ありません。 又、太陽熱は放射熱=輻射熱(radient ray) なので、物体に当たり
 熱になるので、屋根から断熱層は放したほうがいいのです。

 って事で、天井は天井断熱にし、繊維系断熱の2重重ねをアドバイスしました。


③についても同様で、基礎断熱なんて訳の判らない事はするなと伝え、(蟻害もあるし)
 高性能な発泡系断熱材を勧めました。
 繊維系を持っていくと、床下には湿気が充満してますから、乾燥空気とは程遠く、
 断熱性能が発揮出来ない。

 発泡系は紫外線劣化が顕著だが、そもそも紫外線は床下には当たらない。
 又ある種を除き、発泡系断熱材は湿気に強いからです。
 (高いけど…)
 
こんな事をアドバイスしました。 
hiraya tegakii


今建築業界は百花繚乱で、何が良くて何が悪いかも良く判らない状態で、新しい物が出ては
飛び付きの繰り返しです。 まあ流行を追うのも良いですが…
 
僕自身は今後もしっかりと理論づいた建て方や売り方をしていきたいなと思います。

奈良のS君! 頑張ってくださいませ。

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